原田コラム

2007/07/31

ムンバイ 買い付け 最終

〜ジュエリーコンシェルジュ原田の宝石コラム〜
宝石の価値判定の最前線で働いてきたジュエリーコンシェルジュ原田が世界のジュエリー業界の動向についてご紹介いたします。

 

今回もファンシーカラーダイヤモンドを買うべく交渉しましたが殆ど成立しませんでした。

成立した中で、一つご紹介します。
ファンシーグリーン

これは、彩度の高い綺麗なグリーンのオーバルです。
0.5カラットサイズと小粒です。
本来、メインストンにならないサイズなので買わない大きさですが、綺麗だったので他のファンシーカラーと組み合わせてジュエリーに仕立てるつもりで買いました。

半分ピンク

真ん中から真っ二つにピンクと無色に分かれているマーキスシェイプのダイヤモンドです。

バイカラーダイヤモンド?

いいえ、違います。
答えは、ピンクの側と反対側に亀裂があり、その亀裂に沿ってピンク色がついています。
そのピンクが反射して反対側に映っているだけです。

半分ピンク裏側から

これは、逆さまにしてみたところです。
亀裂の位置とピンク色が抜けているのが確認できます。
たまに、この類のダイヤモンドを見ますが、このぐらいはっきり分かれていると面白いですね。
残念ながら、私はコレクターではないので買いません。

ファンシーパープル

ファンシーパープルのオーバルのダイヤモンドです。
これも、0.5カラットサイズと極小粒ですが、交渉してみました。
何回かの交渉で私の値段とオーナーの価格の差がまだ倍離れていたので、あっさり諦めました。
これが、もし3カラットぐらいあったら、もっと粘っていたかも知れません。

今回は、ムンバイの買い付けのご紹介はこれまでです。

次は、バンコクの様子をお知らせします。