〜ジュエリーコンシェルジュ原田の宝石コラム〜
宝石の価値判定の最前線で働いてきたジュエリーコンシェルジュ原田が
世界のジュエリー業界の動向についてご紹介いたします。
10月22日(火)の日経産業新聞にダイヤモンド価格についてのインタビュー記事が掲載されました。
ご興味のある方はご一読ください。
De Beers Cuts Prices of Smaller Rough Diamonds
デビアスは小粒のダイヤモンド原石の価格を引き下げたが、マニュファクチュアはこれでは収益性の課題は解消されないと指摘。3グレーナー以下の価格は4%から6%下落、4~6グレーナーは約4%減少。ただし、5~10カラットの原石価格はわずかに上昇。デビアスは原石価格に保守的だったが、研磨済み価格は大幅に下落。SIクラリティのダイヤモンドが改善しているが、VS以上のクラリティは苦戦。また、アングロ・アメリカンがデビアスを売却する可能性が報じられ、市場では憶測が広がっている。…more
ジュエリーアドバイザーの仕事帖⑳
「オークションで考える宝石の資産性」 「こちらのピンクダイヤモンドは人気がありますので3億円からはじめましょうか。」 オークショナーの一言に会場と電話でのビットによって10数本のパドルが一斉に上がりました。3億1千万円、 … "ジュエリーアドバイザーの仕事帖⑳" の続きを読む…more
ジュエリーアドバイザーの仕事帖⑲
真のサステナブルとは 上のグラフは1870年から2021年までのダイヤモンド(原石)の生産量推移です。2005年に177百万カラットでピークを記録し、その後徐々に減少していきました。2017年、152百万カラットまで盛 … "ジュエリーアドバイザーの仕事帖⑲" の続きを読む…more
ジュエリーアドバイザーの仕事帖⑱
awlessのエメラルドカットダイヤモンドが57.5百万ドルで落札2022年4月27日、のSotheby's Hong Kongのオークションで15.10ct Fancy Vivid Blue Internally Flされました。1カラット当たり約3.8百万ドルという高値です。 価格が比較出来る20年前の相場の10倍以上になっています。…more