コラム

2018/03/12

品質判定・宝石学

2017年セブンアカデミーセミナー体験記3日目

【第3回】 2017年12月12日開講

最終回は「ジュエリーの本来の価値をつかむ」。

 

最終的に「自分なりの評価金額を出す」というのがミッションです。

評価金額とは、諏訪先生いわく「C to C、自分がお友達に譲るならという金額」。

 

サンプルジュエリー12点、参加者さんが持ち寄ったジュエリー12点を次々とチェック。

まずはジュエリーの5つのポイントから5段階でランク付け。次は「素材価値」の合計(主石・ダイヤモンド・貴金属の合計。事前の査定に基づく情報アリ)を「格付け指数」に沿って基本価値を出します。

格付け指数とは、諏訪先生が編み出した指数で、「EX(エキストラ) 2.0」「VG(ベリーグッド) 1.4」「G(グッド) 1.0」「F(フェアー)0.7」「P(プアー)0.5」となっています。つまり、素材価値合計が50万円で、自分が出した格付けがVGなら、基本価値は50万円×1.470万円。ここに、マーケットプレミアム(広告宣伝力、時代背景など)といったプラスマイナスを自分なりに加味して、最終的な「評価金額」を出します。

 

2分という時間はとても短くて、口もきけないくらいの大忙し。前回は全体的に甘い価値づけだったことを反省し、まずジュエリーを1度じっくり見て、自分の中でジュエリーの印象をつくり、次は細部をチェックするという方法に切り替えました。結果は、前回よりもずいぶん価値判定の誤差が減って来た印象です。

 

さて、3回の講座を受けてみた感想は――ジュエリーの評価金額の構造がとても明快になりました。あとは実践あるのみ、もっといろいろなジュエリーを手に取って見たい、自分なりに評価金額をつけてみたい、ジュエリーってやっぱり面白い! そんな前のめりな気持ちになれたことも収穫でした。

 ライター・エディター  宮坂敦子